最近若い人にとってはDIYとはとても身近な物だと思います。
今は若い男性だけではなく、若い女性層にもブームは広がっています。
しかし、逆にDIYを初めてみたものの「やり方が全然分からない…」と悩む人が多いのも事実です。
なので今回はダイソーに売っているすのこで、初心者でも楽に棚が作れる方法の他に、工夫1つで出来るアレンジの方法も併せて紹介します。
ダイソーのすのこを使った棚の作り方!
まずすのこの大きさをよく確認する
本棚を作る上でまず必要不可欠なのはすのこの大きさを確認する事です。
大きさによってすのこは、板の本数と横幅が違うので、まずこれを合わせていく事に注意しましょう。
例えば40×25cmのすのこと45×20cmの板を使って棚を作るとした時、両方とも横と縦ちょうど5cmの差分があるので、棚の高さを重視したいのであれば、もちろん縦が長い方を使いますし、横を広くしたいのならば組み立て方を工夫するしかありません。
なので、まずどんな棚を作るかと言う事とすのこの大きさをよくよく吟味する事が必要です。
下駄と呼ばれる部分を大いに利用する事!
すのこの裏側には「下駄」と呼ばれる木材を留める為の細い木材があります。
実はこれは棚を作る時には非常に便利です。
木材を合わせて使った時に、この下駄は横にした木材を留めてくれます。
もちろん下駄がストッパーになってくれているので、横の部分が途中で曲がる事もありませんし、釘を打つ時もとても楽になります。
なのでこの下駄と言う物を大いに有効活用しましょう。
仮組みを終えたら不安定な部分は切り落とす
実はダイソーに売っているすのこは両端が斜めに作られています。
そうなっているととても不安定な状態になってしまうので、あまった所はのこぎりで切りましょう。
釘を打つ時には要注意!
ダイソーなどの100均のすのこは板が薄いので、普通の釘を打ってしまうと、板が割れてしまいます。
なので「こびょう」と呼ばれる普通の釘よりも小さい物を使いましょう。
この時気を付けたいのは、こびょうの打ち方です。
こびょうは小さく釘よりも少し柔らかく出来ているので、いきなりトンカチで打つのではなく、最初に指で打ちたい所に押し付けてからトンカチで軽く打つのがコツです。
色をつけたい場合は予めすのこをカラーリングしておこう!
中には棚を作る時に「カラフルにしたい!」と言う人もいるでしょう。
そんな時は予めすのこをカラーリングしておく事が必須です。
何故かと言うと、組み立ててからすのこに色を塗るとなると、下駄の部分や板の隙間などを塗るのに非常に苦労します。なので、カラフルな棚を作りたい人は組み立てる前に色を塗っておきましょう。
ダイソーのすのこでもおしゃれな棚を!アレンジの工夫!
ダイソーのすのこで棚の作り方を紹介しましたが、他にもアレンジ1つですのこで作った棚がおしゃれに仕上がります。
そのアレンジ方法についても併せて紹介していきたいと思います。
先程、すのこで作る棚には下駄が便利だと言いましたが、その下駄を外す事によって、更にオシャレな棚が仕上がります。
下駄を外すのは非常に手間がかかりますが、その下駄を取って作る木材の作り方を紹介していきます。
マイナスドライバーを使って、まず下駄の接合部分をトントンと叩いて外していく
真ん中から左右といった順番で、上からトントンと叩いて外していくのがコツです。
この時、板にヒビが入っても後で調節が可能なので、気にしないで作業を続けましょう。
そしてマイナスドライバーを叩く時はゴムハンマーを使い、足で上手くすのこを支えるのもコツです。
余った部分をマイナスドライバーで削る。
時間はかかりますが、残ったり余ったりした部分はマイナスドライバーで削ります。
この時、板に入ったヒビも調整しますが、面倒な場合は傷のない面を表にする事で、この工程は省略出来ます。
残った針はペンチで取り除く
これも最初は抜き方に困りますが、あまりグッと針を引っ張らないのがコツです。
この3つの工程を済ませるだけで、すのこがただの木材となって、これをアレンジするだけで、風鉢カバーやプランター代わりに壁掛けのフェイスグリーンを作る事も出来ます。
まとめ
ダイソーに売っているすのこで棚を作るとなると、非常に安価で材料が揃います。
そして下駄を外したり作り方を少し工夫するだけでも、オシャレな棚に簡単にアレンジも出来ます。
なのでDIY初心者の方でも、今回紹介した作り方を元に、すのこで棚を作ってみてはいかがでしょう。